育児休業から復帰してすぐ転職するにあたり直面した悩みや学びの事例紹介(某独立系SIerからITシステムベンダーへの転職事例)

こんにちは。人生100年時代ワクワクプランニングコーチのアフロ(@afroriansym)です。

 

男性ながらに育児休業を取得しまして、育休復帰から1ヶ月たたぬうちに転職活動、次の会社が決まってしまいました。

 

その経緯もあってか、マネージャーからはあまり良い印象を持たれませんでしたが、納得のいく転職ができたと感じておりますので、ご紹介までに書きます。

 

転職をしようかどうか悩めるアラフォーの皆様(特にお子さんのいらっしゃる男性)にとって、ヒントになる記事となれば幸いです。

 

 

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退職した理由

勤続年数10年。この4月から11年目になります。ちょうどこの4月で退職してITシステムベンダーへうつることになりました。

 

端的に言えば、「自分がやりたい仕事」が、今の会社の中にいてはできなくなったことが理由です。

 

 

表向き退職理由と反応

「自分がやりたい仕事」とは、私の中では、「自分が成長できる仕事」です。

さらに、その仕事の過程で、より多くの人に、どちらかというと直接的に貢献したいという想いを強く持っています。

 

そういうわけで、転職理由を上司に話す時には、「自分がやりたい仕事が今の会社では直接できない」そして、「今の自分を超えるためのチャレンジをもっとできる環境にいきたい」という2点を伝えました。

 

上司からは、いったん慰留され、せめて夏ごろまで待ってくれまいか、と言われました。

 

しかし、それまで待つことは、転職先にも迷惑がかかることもあります。実際に、転職先の人事ご担当者様と相談をした上で、改めて、当初のとおり、4月末退職の5月入社を直属の上司に希望しました。

 

次は、私の直属のマネージャーの上長である部長との面談になりました。「個人としては、チャレンジしたいという気持ちはわかるけれども、立場としては、素直に受け入れることはできない」と言われました。

 

特に、育児休業をして1か月程度でのことでしたので、育児休業中に転職活動をしていたのではないか、そうした穿った見方をする人が部署内外で出てしまうことを危惧している点が受け入れることができないポイントである、と。

 

それを聞いて、「ああ、そういう視点はやはり持っていたか。」と感じました。恥ずかしながら、私自身の中には、今の環境が我慢ならない、という想いがあったのだと思いました。

 

誰にも迷惑かけず、立つ鳥跡を濁さずとしたかったのですが。この一言で、気持ちの上ではそういうわけにはいなかくなってしまいました。

 

裏に秘めた退職理由

では、我慢がならなかった理由はなんでしょうか。改めて振り返りました。

部署移動をしてきて、半年後に上司面談があったのですが、それがきっかけだったように思われます。

 

「なんだかうまくいえないんだけども、ちょっとずれてるんよなあ」

「前評判ほどすごくないというか、期待はずれな部分があってだね」

 

という言葉がどうしてもひっかかりました。

 

具体的なポイントを聞いても、自分で考えさせる方針なのか、「うまくいえないんだけども」の枕詞ばかり。

 

上司本人は、部下の好きなようにやらせてくれる方ではあるものの、自分自身に対する放任主義と、評価の厳しさ具合が少し納得できなく感じたため、やる気を失ってしまいました。

 

評価面談前の、私自身の根回しや成果アピールに反省点はありましたが、一度やる気がなくなっては仕方がありません。転職活動再開の気持ちはその際はっきりと頭に浮かびました。

 

社内にもまだまだ信頼できる人は数人いましたが、ビジネスモデル上、客先常駐で固定された環境に飽きがきていたことと、”営業的な立ち位置”への段階的な異動がまた拍車を掛けました。

 

どちらかというと、営業の割合を増やすよりも、システムを利用した業務上の問題解決を突き詰めていきたいと思っていたのです。(営業自体にも興味が無くはないですし、営業同行で面白味も感じてはいましたが、やはりダイレクトにお客様から喜びの声を頂戴したい想いを認識した次第でした。)

 

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転職活動の期間について

部長からは、転職活動期間が、育児休業中に重なっていたのではないかと思うと常識が無い。そう伝えられましたが、実は育児休業前から転職活動は行っていました。

 

もちろん、直属の上司には伝えてはいませんでした。そもそも育児休業を取得する可能性があったのにも関わらず、そこまで話をしながら通常業務を何食わぬ顔でできるのであればまた違った視点を持って転職以外を考えていたかもしれません。

 

そんなことはあくまで私個人の視点でしかありません。

 

転職活動を考え出したのは、チャレンジをもっとしたい。成長スピードが下がってきていたことを感じたため。そう感じたのは2年前からです。

 

実際に、転職エージェントとは1年以上前から接触して活動はしていました。もっとも、その時にはうまくいかなかったので一度あきらめたのですが。。。

 

先に書いた、裏に秘めた転職理由で再び転職したい熱が出てきた。という感じです。

なので、実際はのべ1年ほどの活動を経てようやく、という感じでした。

 

アラフォーの転職理由について

転職の理由について、自分自身の年代と、それ以外の年代について比較をしてみました。

 

参照したのはen人事のWEBページです。以下、引用します。

 

1位「給与・待遇への不満」、2位「仕事内容への不満」、3位「成長実感が持てない」は、20代、30代、40代別に分けても同じ結果となりました。4位以降で年代ごとに特徴がでております

 

※引用元:20代、30代、40代。年代別の転職者の心理を公開!転職者心理 2016|人事、採用、労務の情報ならエン人事のミカタ

 

というわけで、年代分けしたとしても、「成長実感が持てない」という私の転職理由は20代~40代のどの年代でも3位で変わりませんでした。

 

ただし、転職理由の4位以降では、それぞれの年代における転職理由で違いが出てきます。

 

個人的には、「評価・人事制度への不満」「上司との人間関係の悪化」が高い40代の特徴に共感します。

 

理由は、裏に秘めた退職理由が、40代の特徴とほぼ同じためです。

ただし、これらの理由は、どこの会社へ行ってもおそらく同じことで悩むことではないでしょうか。

 

結局は、自分自身が納得した仕事をして、納得した対価を得るためには、自分自身が主体的に考えて人生をリードする気持ちが重要なのではと感じます。

 

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まとめ

育児休業から復帰直後に退職をする場合は、波風が立たないような配慮を考えておいた方が良い。理由は、育児休業中に転職活動をしていたのか、という視点で見る人もいるため。

 

ただし、個人的には、自分自身の人生を有意義にしたいのであれば、単純に波風を立てないように配慮することも大切ではあるものの、転職時期にこだわる理由があれば差し支えはないと感じます。というお話でした。

 

自分のキャリアを大切に思う人は、

常日頃から自分がやりたい仕事を考えている人。

自分がどうすれば活きるのか、何をして相手に貢献したいのか考えている人ではないでしょうか。

 

もし、貢献できることが無い、自己肯定感が低い、何をやりたいのかわからなくても、今の仕事が本当に楽しくなくて、誰にも頼れない環境なのであれば、本当に自分は何をしたいのか、と悩んでいるのではないでしょうか。

 

今の仕事に何かしら不満&不安があって転職しようか悩んでいる方、無料で1回30分相談をさせて頂きます。ご興味ありましたらtwitterのDMまでご連絡ください。

 

 

以上。

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