こんにちは。人生100年時代”わくわく”プランニングコーチのアフロ(@afroriansym567)です。
今週から人生初の転職先への勤務が始まりました。シンプルTODOリスト仕事術の書籍内にある、30分で区切ったTODOリストを利用して集中力を高め、未知の業界知識を吸収しているところです。
それはそうと、前職の時に、私がチームリーダーだった現場のメンバーから郵便物が届いていました。
彼女には、”シンプルTODOリスト仕事術”の一部を会得してもらい、今後、別の現場や別の会社に行ったとしても大丈夫な人材となるよう私が接することを誓ったメンバーの1人です。
しかし改めて振り返ると、私は誓った通りには接することができなかったように感じます。彼女は独り立ちを完全にできたかというとそうではない部分があったように感じています。
ともかくも、彼女と接する中の学びを振り返りつつ、オンラインコミュニティPlayersの運営者でもあるShinさんの書籍内容と関連付けた記事を書きます。Shinさんの、シンプルTODOリスト仕事術の力を感じて頂ければ幸いです。
シンプルにできるようになって欲しかったこと
冒頭の、郵便を出してきてくれたメンバーの女性とは、同じチームにそれなりに長く所属はしていました。しかし直接的にチームとしてお客様対応をすることはほぼありませんでした。
初めて、彼女と、私と、それからもう一人後輩の若手男子とで、新しいお客様先へ常駐してシステムの導入支援をすることとなりました。
どちらのメンバーに対しても、自分なりに仮説と検証をたてて仕事を進めていく習慣を身に着けて欲しいと思っていました。
ただ、それ以前に基礎体力として、注意してほしいと思っていたことが2点あります。
- 当事者意識を持つ(相手の視点に立って考えること)
- タイムアタックゲームのように集中して生産性を上げる仕組みづくりをする
1点目は、シンプルTODOリスト仕事術のうえでの、「多重視点」で複眼的に物事をとらえる。というポイントにあたります。
ここでは、書籍内にある、”仕事の目的をとらえるための「多重視点」”というより、お客様が求められていることを的確にとらえるための視点です。
2点目は、端的にいえば集中してストイックに仕事をしよう、というものです。
単純にコスト意識を持って仕事にあたることは大切です。さらに一歩踏み込んで、お客様もこちらもお互いに手間をかけないようにするにはどうすればいいかを考え、追求する視点を持ちたいです。
その場合、自分自身の仕事の効率化をしていないと、メンバーに伝えづらいです。
シンプルTODOリストに記載がある仕事術を実行することで、誰かに伝える力や自信を得ることができるかと思います。
何歳であろうと関係なく、クリティカルシンキングなどは活きるものです。折に触れて自分の現状をチェックするために読むこともまた良しと感じます。
仕事術だけではなく当事者意識が重要
さて、三人一組のチームで現場に入ってから、徐々に私の知見を伝えるなどスキルトランスファーを行いました。
その中で一点気づいたことがあります。
仕事のコツを伝えるだけでは、うまくいかない場合があります。
仕事は、一人でやっているわけではなく、相手がいるからです。
相手が本当は何を、いつまでに、求めているのか。それを確認せずに、対応できることを単純作業していては仕事の優先順位を取り違えてしまいます。
お客様が仕事の優先順位を明確にして仕事量をコントロールしてくださる場合は何も心配はいりません。しかし、システム導入という期日が明確なプロジェクトの場合に、後から新たな要件が差し込んでくることは珍しくありません。
その視点を持って、お客様は差し込みであろうとすべての要件を実現させたいのはやままだけれども、何かは優先順位を落とす。そのためには本当の意味で何を必ず実現したいことなのかを整理することが大切です。
お客様が求めていることを全て実現することはもちろん大切なのですが、作業側の工数を確保することも大切です。
当事者意識で気づくことや懸念があれば、率直に相談することが何より大切だということがポイントなのです。
そして時には、「現在の工数では、お客様が求める要件すべてを稼働までに実現することはできません。この要件のうち、どれは稼働後の実現でも問題ないでしょうか。こちらで考えた視点では、この○点は稼働後の設定検証で問題ないかと思いますがいかがでしょうか。」と、話すことができる関係を普段から築いておきたいと感じました。
苦闘した結果うまくいかず反省したこと
仕事術や私の知見をスキルトランスファーできるように努力しましたが、当事者意識を持ってお客様の視点に立って仕事をすることはなかなか身に着けることが難しいのだと感じました。
そもそも会社としてお客様と契約している関係で求められることがあります。その、お客様から求められることと、所属している会社から求められること、さらには自分自身が求める仕事の3つが見えていないと仕事の視点が主観的になるリスクがあります。
主観が強くなった結果、どんなに生産性のある仕事術を身に着けても、独りよがりの仕事のやり方になってしまう可能性があります。そうなるとお客様から信頼されるような関係づくりをすることは難しくなるでしょう。主観を押し付けず、当事者意識を持って相手と接することをうまくメンバーに浸透させることができず力不足を感じました。
よくよく考えると、30分単位に区切ったTODOリストのフォーマットも伝えていなかったことも残念です。。。
やはり1on1で接する時間を週に1回はつくるべきだったのかな、自分が抽象的な話しかできなかったのかな、など反省は尽きないです。
最後に良かったこと
いろいろあって反省しましたが、やっぱり彼女と接して良かったことがあります。
冒頭の、郵便物には子ども達向けのおもちゃと、手紙が入っていました。
手紙には、「一緒に仕事をしたときに、教えて頂いたことが現在の自分の糧となっています。」と書いてありました。
具体的にどの部分が、という点は気になりますが、私と仕事をしていた時の経験を、心情的にプラスに捉えて今の仕事に活かしているのだと素直に受け止めたいと思います。
何より私自身が、当時よりシンプルTODOリストを使いこなし、30分刻みのタイムアタックゲーム的にどんどん仕事をこなすことができるようになったかをこれからも追求したいと思います。
人それぞれのストーリーがあります。皆さんがお持ちの書籍にもオリジナルなストーリーやエピソードがあるのではないでしょうか。
人生を通じて活かすことができる書籍に出会えると素敵だと思います。この、”シンプルTODOリスト仕事術”はシンプルながら長く深く付き合うことができる手法が盛り込まれています。
彼女も、私も、他のメンバーの方々も、まだまだこれからです。
嬉しいフィードバックでした。
ちなみに、シンプルTODOリスト仕事術については個別に書評を書いております。
書籍自体のより詳しい内容はこちらをご覧ください。
www.afroriansym100life-shift.net
以上。
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