こんにちは。ERPパッケージシステム導入コンサルタント@育児休業より復帰しました、afroriansymです。
以前、育児休業中に、Backlogを利用して家庭内タスク管理をしてみた、と記事を書きましたが、その続編的な内容となります。
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育児休業から仕事に復帰しておよそ1カ月が経過して感じることですが、 徐々に家族の活動計画に対するアンテナが低くなってきているように感じ、自分への戒め&発破をかける意味も込め、家庭をお持ちのサラリーマンの皆様を対象に書いてみます。
家庭でも課題管理の必要性を感じる理由
我が家は1人っ子ではなく、幼児以下の小さな子どもが2人以上いる専業主婦家庭です。現在子ども達は5歳、2歳、0歳の3男子、私と妻(専業主婦)、そして祖父、祖母という体制で生活をしております。
妻は地元(東京の下町)を離れて私の実家(奈良)へつい最近来たばかりので、子ども達を遊ばせる場所、買い物ができる場所、食事ができる場所、それらへ向かうための道など、たくさんわからないことがあります。
生活が変わったことで、妻が感じている不便がたくさんあります。これは我が家の場合に特化した課題ではあるのですが、”子育て”と、”家族の豊かな暮らし”、妻が育児にストレスを如何に感じず家族楽しく過ごすことができるか、ということを実現するためには家庭内の課題管理は必要不可欠ではないでしょうか。
妻も私も、新生活のストレスを感じることで、子ども達も精神が不安定になる部分もあるように感じます。特に、私は仕事が平日日中はあるためさほどではないですが、1日を通して、妻は子ども達と一緒に長い時間を過ごします。(長男はうまく幼稚園転入できたので午後2時までは幼稚園ですが)ストレスが子ども達に伝わると大変です。
できる限り、家庭内の誰もがニュートラルに、リラックスした状態で、イレギュラーも受け入れる心の余裕を持ちたいと思います。そのためには、以下のポイントをどうにかしてクリアしながら、親同士がコミュニケーションをとると良いと感じています。
・ (妻だけではなく)私も考えているのだよ、という明確な証跡を示し、伝える
・ 課題が進捗していることに対して肯定感を得る
・ 優先順位の認識を合わせないと不和のもとになるので、会話する頻度を上げる
妻の立場からすると、「私だけがいつも家族のことを考えている」と感じるわけです。そうなるとストレスが溜まって、子どもたちがふざけていたり、甘えていたりする時にキツク当たってしまうことが出てきます。(私自身も、子ども達に感情的に当たることもあるので注意しないといけないのですが)
しかしながら、私も家族のことを考えていないわけではありません。とはいえ、仕事が優先で、それについて話す時間が取れないなど、様々な理由で、妻は一人で子育てをしているだけではなく、家族全ての世話をしているのではという孤独を感じてしまうというわけです。
なのでやはり家庭内の課題解決をすることが大切で、しっかり一緒に考えて、課題解決してきたのだ、ということをお互い見えるようにします。ここで役立つのがBacklogを通したコミュニケーションというわけです。
家庭での課題管理のメリットは何か
課題管理のメリットは以下3点と考えます。
・ 不和の発生を防ぎ、冷静に課題解決に向けて話し合うことができる
・ 過去にどんな課題をどう解決したのかを蓄積することができる
・ 未来の課題を予想し、人生計画を立てることに役立つ
今しがた記載していて気づきましたが、子ども達が将来親がどんなことを育児の際に考えていたのか、などを見ることができると非常に参考になるのでは、という視点もあります。
家族に対しては本当に感情的になりやすいのですが、それを冷静に対処していくことによって、より深く相手の想いを汲み取ることができるようになるのではないでしょうか。
家庭での課題管理を実施するにあたっての障壁は何か(デメリット)
端的に、家庭での課題管理、なんていうと、なんか面倒くさそうですよね。想像してみてください。奥様と、”課題管理を家もやりましょう”なんていうと、”へ?”と怪訝な顔をされることは間違いないでしょう。
デメリット、というよりは、以下のように感じて、結局やらない。という家庭が多数なのではないでしょうか。
・ 管理方法をどうするかの検討が面倒
・ 相手(妻もしくは夫)が乗ってくれるかが不明
・ そもそも継続できるか不明
・ やらなくてもよいのでは?
でも、何もやらないと、相手のことを空気と思ったりしない限り、確実に今より幸せのレベルは上がらないのではと思います。
課題管理は具体的にどうしているか(Backlogの使い方)
以下の2つです。
1. 課題の期限確認
こちらは以前の記事と重なりますが、課題の最終期限を決めておいて、今はどういう進捗状況なのか、という点をアラート機能でお互いに共有する、という使い方です。
いつまでに、直接会話をしておかないと、週末の予定が埋まっていかなくてイライラする(私の妻は外へ出ないと息が詰まる方です)、会話が無くとも、こういうイベントがあるので行ってみるのはどうか、などLINEで送っておくなど、家族のことを考えている時間を作っていることも自然と知らせることが可能です。
もちろん、アラートだけで何も考えていないと、怒られます。育児休業中はその点問題なかったのですが、仕事に復帰してからだと、アラートが来て初めて、考えるべき予定を何も検討していなかったことに気づき、そこから進んでいない、というパターンが発生しています。(それもあって、この記事を書いて一念発起しようと考えた次第です)
2. 完了後の定期的な振り返り
(wiki への情報蓄積)
この2点目が、最近加えた使い方です。wikiに、課題管理をする中で、「相手(妻、夫)の性格」として感じたことや、「思考パターン」を蓄積していきます。
どういうときに不便を感じるか、どういったことを課題だと思うのか、どうすれば解決できると思うのか、結局、そもそも何をしたいのか。どういう優先順位で物事を考えているのか、家族のために何をどういう順番ですべきなのか、というポイントを、wikiに記していくようにしています。
書きためたものを、折に触れて見返すことで、確かに自分はこう思うよな、そして相手はこう思うことがよくあるから、先に話しかけてきちんと話しておくようにしないと、などと気遣いすることができるようになってきています。
つらつらと書いてきましたが、現在は良いサイクルへ向かうべく改めてBacklogを使いながら、家族の人生の歴史を蓄積していこうと考えています。
だいぶまじめな書き方をしていますが、何より、楽しみながら実施することが大切だと思います。
個人的には、Backlogというアプリをどのように使おうかと考えること自体がまた楽しいので、引き続き試行錯誤して、また報告してみたいと思います。
wikiの内容はちょっと公開するのは恥ずかしいので、うまくぼやかして例として挙げることができれば良いかと考えてます。
最後に、最近面白かったツイートをば。(昔は、私もたまにやってしまってました。)
https://twitter.com/homatute/status/952758854344781825
追記: Backlogを作成している企業様、ヌーラボについては以下の記事をば。
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以上。
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