こんにちわ。某ERPパッケージシステム導入コンサルタントのafroriansymです。
引っ越ししたてで段ボール箱と悪戦苦闘中です。茶道道具の整理にいそしんでおります。
今回は、ブログを書いたり、情報発信をいかにしていくかを考えていて気付いたことについて書いてみます。
社内勉強会の効果ってどうよ
皆さんは、社内で勉強会の実施を行ったことはありますか?
私は、某システム導入/運用のプロジェクトに携わるにあたっての効率的な仕事術や考え方などのノウハウ共有のため、月に1回ですが勉強会開催しています。
以前、東京にいた時は、2週に1回程度で開催していて好評を博していましたが、大阪に来てからは、より多くの人向けに、月に1回実施で行うことになりました。(とはいえ多い時で参加者15人ぐらいですが)
ところが勉強会を実施していて、3か月目以降感じたのですが、今までより反応があまりよくない模様でした。しかも、上長と評価面談の際に会話したのですが、勉強会自体がどれだけ各自の現業務に活かされているかを測ることができないため、なんとも言えない。というフィードバックを得ました。
なるほどです。確かに、勉強会が効果を発揮したか、という結果を判定するための仕組み作りは弱かったのですが、それは自分の評価に寄与するために勉強会を開いているわけではないので置いておきましょう。
そもそも私は、勉強会参加メンバーのスキルアップ&独り立ち⇒各自の給与アップを実現するサポートのため、という目的を標榜していました。しかしながら、各自が求める内容に沿っていない部分があることに気づきました。
端的に言えば、参加者各自の目標把握と、勉強会に参加した後のフォローが無かったことが問題だったのではないかと思い至ったのです。
「あの勉強会に参加したから助かった」とか、「afroriansymさんに勉強会だけでなくて普段からフォローしてもらったからよかったです」といった声を生み出すような動きができていない限り、勉強会を開催する意義は無いのではないか、と感じたわけです。
評価されることを求めているわけではないのですが、より相手に響くコンテンツを作るには、相手にもっと深くかかわって分析したりしないことには、自分が発信する内容が深まらないし広がりも見えてこないのではないか、ということをブログ発信をし始めてから感じた為、少し勉強会の在り方を変えてみたいと思いました。
(単純にブログを書くだけでは深まらないし広がらないしどうしよう、ということを考えていたらいつの間にか社内勉強会のことを考えていた、という感じです。)
アウトプット&フォローする仕組みが弱かった
それにしても、何を変えるべきなのか。ポイントは2点だと思います。
1.参加者がアウトプットする仕組みをつくること
2.勉強会の場だけではなくフォローする仕組みをつくること
この2点を組み合わせて、参加者全員と深く長くかかわり、勉強会主催側としても適切な時に適切な情報やテーマの発信を継続できるのではと思います。それぞれ考えてみましょう。
まず、「1.参加者がアウトプットする仕組みをつくること」ですが、勉強会に参加したときには、2点ほどケース問題を出していました。プロジェクトでトラブル発生した際の対応方法について考えさせるものと、課題の本質は何か、その課題を解決するためのプロセスはどうすればよいか、といったものです。
これらは、それぞれ、自分の視点と他の人の視点を比べて気づきを得る、刺激を得ることには効果があったかもしれませんが、はっきり言って、”その場限り”でした。まあ普段の業務に効果を及ぼすほどにはなりようはずがありません。
勉強会の場だけではなく、各人がアウトプットを習慣的にできるような仕組みが必要だと考えました。
次に、「2.勉強会の場だけではなくフォローする仕組みをつくること」ですが、恒常的にアウトプットができるよう、フォローの仕組みを作ることで、本当に、勉強会で実施しているケース問題対応が活きるのではと考えたわけです。
ちょっと、単純にGIVEしすぎな思考でしょうか。いやいや、やるからにはボトムギバーではなくトップギバー目指して実践したいと思います。
フィードバックの仕組みができると最高
勉強会の場以外でもフォローする仕組みですが、弊社はGoogleSuiteを利用しているため、Googleハングアウトでいつもオープンに問い合わせ待つことをしています。しかし、フォローは受け身では成り立たないのだと考えます。自分で質問をできる人はいいのですが、そうでなくまだまだ業務を始めて間もない方もいるため、こちらから状況確認して接する機会を増やす必要があります。
実際に接してみて、個別にコーチングを実施した後、一緒に何か成果を出したと感じることができるよう、小さな目標とその実現のためのステップを組み立てていき、何度かその小さな目標実現プロセスを経たあとに、独り立ちしてもらえるようなプログラムがわかりやすいと思います。
そのプロセス、フォローをどんな手段で行うか。これがポイントだと思います。
客先常駐のビジネスモデルにおいて、セキュリティ上の問題で客先の環境からあまり自由に連絡をとることができなかったりハードルがあるのです。ただここはGoogleハングアウトの使い方を啓蒙する、さらには個別に時間をとって現場近くにリアルで足を運ぶことでクリアできると考えます。
あとは目標管理かと
自分が相対する方の成長、成功をサポートするには、その方自身が明確に、成長したことを感じないことにはいけないです。それには相手の目標を明確にし、一緒に実現していくことだと思います。
一緒にWBS(というほど大層なものでなくとも)を作って、まずは1週間、1か月と進んでいくことをイメージしています。
※ 実践すれば、私自身も多くの気づきがあり、成長に寄与できることを期待しています。
目標管理という視点ですと、やはり以下の書籍がとても参考になります。
KGI、KPI、KDI、を設定し、振り返りAdjustする!
とにかくPDCAのサイクルを速く回すだけ、成長速度は向上し、目標実現への道のりも近くなります。
気づきを得て見えてきた課題を、仕組化した日々の営みで解決しつくしたいものです。
以上。
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