こんにちは。人生”わくわく”プランニングコーチのアフロ(@afroriansym567)です。
皆さんは今、転職を検討されていますでしょうか?
身近な人に相談をしていますでしょうか?
私自身がそうでしたが、社内の誰かに転職を検討している。と相談することはありませんでした。
特に上司とは相談することはあり得ませんでした。その理由は、上司が評価の際に苦しくなるためです。
ただし、個人的には部下に転職を勧めた経験があります。その経緯をご紹介するとともに、上司が転職を勧め難い理由と、その障壁を取り除くきっかけになる事例をこちらで記載します。
部下に転職を勧めたケース紹介
某独立系Sierに勤務していた時のことです。
システム導入&運用支援のお仕事で、部下2名にお客様先に常駐してもらい、私がチームリーダーとして進捗管理を行う役割でした。私自身は常駐せず、週に2~3回現地に訪問して状況確認とアドバイスをしていました。
あるとき、部下2名のうち、1名がモチベーションが下がって業務にならないとぼやくので飲みに行きました。
理由は、私がいない間に、部下2人が仕事の進め方について考えが折り合わずケンカをしていたためです。ケンカをしていたというより、一方的に仕事の進め方の価値観を押し付けられていたようです。
これは部下2名の年齢差と実務経験のねじれがあったためでした。
- 部下1(男): 20代後半、システム導入支援経験4年
- 部下2(女): 30代前半、システム導入支援経験0.5年
部下1が部下2にマウントされて病んでしまったわけです。
部下1は、部下2から重い仕事が部下1に集中するように根回しされるだけでなく、仕事の進め方も指摘されるというジレンマに耐えられない思いを持っていました。
結論として、部下1に私は転職を勧めました。
なぜか。私自身が転職活動をし始めており、自分自身がやりたいこと、やれることを整理した上で、より成長&活躍できる場所を探すことは大切だと感じていたためです。
同じ会社内で別の部署への異動も検討しましたが、「部下1がやりたい仕事、部下1の今後のキャリアにつながる仕事」が残念ながらありませんでした。その結果、やはり転職すべきだと判断した次第です。
もし、マネージャー層の方々がこの記事を確認された場合、そんなこと難しいと思われますでしょうか。やはり会社としては貴重なリソースを放出することは避けたいでしょう。そのため面と向かって転職を勧めることにはハードルがあると思います。
上司が転職を勧め難い理由
それでは、そもそもどうして表立って転職を勧めることが難しいのでしょうか?
以下のようなポイントが気になるところでしょう。
- 評価でマイナスイメージを持たれるリスク
- 社内の立場が危うくなるリスク(マネジメント層から左遷されるリスク)
- 優秀な部下は手元に置いておきたいという想い
私の同僚で、チームを4つ管理していたマネージャーが、うち3つの現場が部下の転職が理由で解散となり、月次売上XXX万が消えたことがあります。
それはもう悲惨としかいいようがない事象でした。
でも、そもそも部下が転職しないよう面談したりキャリアデザインを一緒に考えることは上司の仕事ではないかと思うわけです。
その視点から、部下の転職も含めて考えて提案することはある意味自然なことだと私は考えます。
ちなみに、私は部下にビズリーチに登録させ、スカウト内容を一緒に検討した結果、ギークリーからの提案案件が一番フィットしそうだから是非面談に行こう!
といったことまで相談しました。さすがにちょっとやりすぎかもしれません。しかし、部下としてはあの時本当に助かったと今でも言われます。
部下の立場としては、社内に転職活動を認めてくれる存在がいることが心の支えになったというわけです。
まとめ
転職を検討していることを社内の誰かに相談することは難しいです。特に上司に相談することは難しいですが、上司に、自分がやりたいことが社内にあるかを確認することがまずは第一歩ではないでしょうか。
もし、社内には無いと判断されるのであれば、自分の市場価値の確認という視点も含め、転職活動をすることには価値があると思います。
転職エージェントと会話を一度して、自分がやりたい仕事、やれる仕事を掘り下げてみると良いです。
参考記事:
www.afroriansym100life-shift.net
できる限り、ポジティブフィードバックを下さる味方を増やしましょう。
以上。
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