こんにちは。人生”わくわく”プランニングコーチのアフロ(@afroriansym567)です。
本業では、ITシステム導入コンサルティングを行います。BPRコンサルティング業務も行っています。具体的には、現在の業務の手順をヒアリングして、システムで効率化できる部分を新たな業務手順として設計をする。
ビジネスプロセスリエンジニアリング(BPR)というものです。
今回は、BPRコンサルティング業務を行う際に参考になる書籍を紹介します。
こちらを本質的に理解すれば、単純な業務改善だけではなく、事業開発や起業に活かすことができる内容ではないかと思われます。
単純に、書籍のタイトルどおり、現状の仕事に満足できていない方、楽しく仕事が出来ていない方も読んで頂きたいですが、
特に経営者や起業家の方で、お客様により深く喜んで頂くためにはどうすればいいか。悩んでいる方こそ、是非読んでいって頂ければと存じます。
試行錯誤をしていますか
突然ですが、日々、お仕事やプライベート関わらず、”試すこと”はしていますでしょうか。
皆さんは、どれだけ試行錯誤を日々実践していますでしょうか。
- 仕事のやり方を変えてみる
- 朝の過ごし方を変えてみる(朝活)
- 読書方法を変えてみる(速読術を実践してみる)
- ニュースアプリを変えてみる
- 関わる人を変えてみる(新たなコミュニティに所属する等)
- 話す内容を変えてみる
- 掃除をする場所を毎日変える
- セミナーに参加してみる
- 英会話教室(オンライン)を試してみる
ちょっとした生活上の変化を試してみることなどを含めて挙げてみました。
中には、皆さんも実践してみたものがあるのではないでしょうか?
こうした”試すこと”を、仕事の中でどれだけやっているでしょうか。
BPRコンサルティング業務については、型にはめて実践する部分が占める割合が大きいのではと思います。
- お客様の問題をヒアリングする
- そもそも何が問題かを特定する(業務処理フローなどを書き出す)
- 解決方法を提案する
ざっくりですが、上記3ステップでコンサルティングを行うことが基本ではあります。
同じ基本手順を遂行する中で、コンサルタント個人で工夫は様々かと思います。
しかし、「お客様の予想を裏切るぐらい満足できる」水準を目指して、どれだけいろいろと試しているでしょうか。
私自身、「仕事は楽しいかね?(きこ書房)」を読了後、気がつけば小さな試行錯誤すらできていない状態に陥りがちなことに気づかされました。
遊び気分でいろいろやって、成り行きを見守る
そんな余裕がなければ、”必要”が発明の母であるならば、”偶然”は発明の父であることを認識することなどできないのではないかと思います。(書籍の表現を言い換えているので少しわかりづらいかと思いますが、読めばわかります)
言い換えれば、宝くじに当選するための確立を上げるために試行錯誤する。ということです。
※ ”宝くじに当選する” という言葉は、ビジネスを成功させる、お客様の期待を裏切るほど水準の高い結果を出す、などの意味です。
明日は今日と違う自分になる
試すことを楽しむことを簡単に言い換えると、「明日は今日と違う自分になる」ということです。
簡単な表現ですが、すごく難しいことのように思われます。
考えてみてください。自分自身が、明日は今日の自分より違う自分、一歩進んだ自分、優れた自分、成長したと胸を張れる自分になるのです。
可能でしょうか?
毎日ですよ。なかなか大変なのではないかと思います。いつか限界がくるかと思いますし、どこを伸ばせばよいのか悩むこともあるでしょう。
しかし、試す楽しみを知っている人は違いうます。
わくわく、活気に満ちた自分を想像することができるのです。
(もちろん、実践してみて、つらいことも経験するのですが、進歩した自分を見つけて感謝したり、さらに進歩するために考えることができるようになるわけです)
やる気になれば、明日は今日の自分より一歩進んでいるために、アイデアを導き出して実践する手順をそろえればよいだけです。
具体的なBPRコンサルティング手順
さて、BPRコンサルティング業務を実践している方々にとっては、以下の内容が最も親しみある部分かと思われます。
仕事に変化をもたらすためのアイデアの作り方は、以下3つのリストを作成することが最初のステップです。
- 仕事上おかしたミスをすべて洗い出す
- 問題点を洗い出す(自分が感じている仕事に対する不満だけでなく他人が感じているものでも聞いた内容はすべて書き出すこと)
- 仕事内容をすべてリストアップする(できる限り詳細に記載する)
この3つのリストを書き出すことができれば、仕事上の問題を頭で考えるだけではなく、仕事内容のどこに変化をもたらす試行錯誤を実践できるかを考えるスタート地点に立つことができます。
さて、仕事内容をすべてリストアップすることと同時に、できる限り詳細に記載する理由はなぜでしょうか。
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・・・・簡単ですね。キーワードは、”試す”です。
どれだけ試すことができる部分があるのか、洗い出しをするためです。
業務の手順を変えて効率化するためだけではなく、この手順は、事業アイデアを練りこんだり、新規事業を立てて改善していく際にも活用できるように思われます。
試すためのアイデアづくりがこの3つのリストを作ることであれば、ある意味ではPlanにあたります。(業務改善プラン準備)
そして、試すことを決めます(プラン)
実践します。
振り返り、再度実践する、試す内容を決めて繰り返します。
まさにPDCAの最初の入り口を整理していることになるのではないかと思われます。
大切なことは、試すことです。試して成り行きを見守ること。どれだけ試すポイントをみつけて、実際に試すことができるか。
その奥には、冷静に分析してさらに改善するために同じ試すためのアイデア整理を繰り返すことをできる心こそ大切なのではと思います。
まとめ
わくわく仕事をする仕組みづくりには、「明日は今日と違う自分になる」というシンプルな目標を立てること。
その上で、”試す” 選択肢をどれだけ多く洗い出し、どれだけ実際に試して見守ることができるか。
試した結果を多く受け止めることができた人ほど、変化を、成果を出すことができているのではないかと思われます。
宝くじを一回だけではなく、4,5回ほど当選させることもできるのではないでしょうか。
皆さんは、お客様を喜ばせる成果を出すだけでなく、自分自身がわくわくして仕事をする仕組みを打ち立てることができているでしょうか。
私は、本書のシンプルな目標作りにまずは倣ってみます。
以上。
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