インプット力に満足していないビジネスパーソンが読んで実践すべき「年収が10倍になる速読トレーニング(苫米地英人 著)」

こんにちは。人生わくわくプランニングコーチのアフロ(@afroriansym567)です。

 

年収を上げるにはどうすればいいでしょうか?学歴を高くするためにいい大学に入り、いい会社に就職する。その後、色々なキャリアを積んで市場価値を上げる。一昔前のスタンダードかもしれませんが、そういう方向性が1つあるかと思います。一流大学だとかいう学歴で外資系コンサルティングファームを経由して云々です。

 

もしくは、エンジニアとしてスタートして、時流にうまく乗りながら需要のある言語を習得しながら会社を渡り歩き、ジョブホッパーさながら年収を上げていく。そんな生き方もあります。(私の昔在籍した企業での同期が該当します。成金エンジニアとして紹介されています。参考記事:成金エンジニアと伊藤直也さんに、お金を稼ぐ方法を聞いてきた | ガジェット通信 GetNews

 

いずれにせよ、年収が自分より多い人は、質量ともに豊富なインプットをしているのではないでしょうか。その上で、価値あるアウトプットを出すことができれば自然とあなたの市場価値は高まるのではないでしょうか。

 

今回はインプット量を多く、質も高くするための方法を書いた書籍の紹介です。

 

 

 

年収が10倍になる速読トレーニング

年収が10倍になる速読トレーニング

 

 

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短時間でインプット&アウトプットを迫られた経験はありますか?

あなたは、いまから1時間で資料を読み込んで、2時間後にはその資料の内容を元にプレゼンテーションをする必要に迫られた経験は無いでしょうか?

 

プレゼンテーションでなくとも、複数名と一緒にいる中で、突然新たな話題を自分に振られた時にうまく話すことができるでしょうか?

 

新たな話題にうまく反応して話を組み立てることは単純なアウトプットに過ぎないかもしれません。しかし、仕事をしていて無茶振りを受けるだけではなく、どうしても自分が時間をコントロールできず、短時間で勉強して次の打合せに臨むことなどはよくあることではないでしょうか?

 

仕事以外では、例えばMBAなどビジネススクールの授業では非常に短期間で分厚いテキスト内容をもとに様々なケーススタディに取り組みます。500ページを超える分量の書籍やレジュメを、海外MBAスクールでは英語でインプットしながらアウトプット準備をします。発表やディスカッションをするための準備もしなければなりません。

 

どれだけインプットに利用して、どんなアウトプットをするのか準備する時間を効率的に組み立てる必要があるわけです。

 

できれば、インプットの時間は極力短くして、質の高いアウトプットを出す準備時間を確保したいと考えます。なぜなら、インプットをして時間切れになると目も当てられない結果になることが明確だからです。

 

そうはいっても、仕事では、アウトプット時間が十分に取れず、リスケジュールをせざるを得なくなり、結果としてさらにアウトプットのハードルを上げられてしまうというケースもあります。

 

一体どのようにすれば、効率的にインプットをできるのでしょうか?効率的なインプットのための1つの方法が、今回紹介する「速読トレーニング」の書籍に記載されているかと思います。

 

ある程度の知識量は前提として必要

さて、著者である苫米地英人氏は、速読トレーニングの本質をどうとらえているのでしょうか?

 

 

個人的に最も衝撃を受けた部分をご紹介します。

 

前述した、「少しの時間でインプット&アウトプットした経験」を元に、説明されています。

 

例えば、あるインタビューが始まる5分前に、350ページもある経済書籍を読まなければならなかった。しかし、実際にその経済書籍に関するインタビューを受けた時には何一つ問題無く収録することができたといいます。

 

この著者の例でいえば、5分間でインプットが十分にできた理由はもちろん速読テクニックによる部分もありますが、知識量が前提として多いことがあります。

 

知識量を利用し、書籍内の個々の情報から、全体として何を言いたいのかを把握する作業を、読みながら行うということです。

 

著者はこれを、「意味のある全体像」という意味である、「ゲシュタルト」を構築するのだと書いています。

 

知識量が少ない場合や、まだ速読に慣れていない場合は、最初に読むときは、見える範囲の情報から全体像をイメージします。次に読むときは、文脈に隠れている内容も含めて考えながら再度全体像をイメージする。このように2段階で読んだ後に、全体を把握確認するために3回目は読む。

 

こうした手順を繰り返すことで、ゲシュタルトの構築を自然とできるようになるのではと思われます。

 

ただし、これだけでは、本当に速く読むためのテクニックとしては現実に自分もできるような気がしないのではないかと思います。

 

ちょっとハードルが高すぎないかというわけです。ただし、個人的には自分に不足した部分で最もやるべきトレーニング内容と認識しました。

 

速読を習得して得る力は2種類ある

速読テクニック本などでよくあるものには、フォトリーディングの訓練方法を紹介するものです。とにかく目に入る情報量を増やしながら短時間で認知理解できる方向性へもっていきます。

 

確かにフォトリーディング自体ができれば読むスピードが早くなりますが、すべての情報を受け入れるためではなく、知っている情報はカットするという視点で利用する方が効率的かもしれません。

 

苫米地英人氏が本書で主張されている2種類の速読は以下です。

 

  1. 内容を素早く理解する
  2. 読まなくてもよい内容の本を見つける

 

速読は、内容を素早く理解するための方法だと考えていました。しかし、読まなくても良い本を見つける。本の中でも読み飛ばして良い部分を見つけることにも役立つというポイントは目から鱗でした。

 

内容を素早く理解するために実践する速読テクニック

本書を読了してから自分が実践しているポイントは以下です。

 

  • 先読みする(知識量をつけるため同ジャンルで複数書籍を読み内容を予測しながら読む)
  • 1行先を意識して読む(読んでいる行の次の行を目に入れながら読む)
  • 読みながら思考を加速するためのトレーニング
     ・ 行動加速(単純に動作を速くする、2倍速で音声学習する等)
     ・ 並列化(読書しながら音声学習、読書しながら隣で写真集を開く等)

 

こうした実践をすることで、インプットスピードは格段に向上しました。例えば、2日でKindle Unlimited本を3冊、マーケティングに関する書籍を読了しました。(実質読書にかけた時間は3時間程度)

 

以下、マーケティング本に関する書評記事です。

 

www.afroriansym100life-shift.net

 

 

次は、どういうアウトプットをすべきかを高速化するにはどうすればいいのかを考案しながら、実際に年収を10倍にできるか楽しんでいきたいと思います。

 

 

年収が10倍になる速読トレーニング

年収が10倍になる速読トレーニング

 

 

 

 

以上。

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