ブログを書きたい!書評を書きたい!速く書きたい!(10倍速く書ける超スピード文章術:上阪徹 著)

こんにちは。人生100年時代わくわくプランニングコーチのafroriansymです。

書評記事です。とにかく速く、数を達成したい。圧倒的な量の文章を、圧倒的に速く書くにはどうしたらいいかお悩みの方は多いかと思います。

 

ブロガーの方々、ビジネスパーソンの方々で特にメールやマニュアルなど文章を作成する機会&ボリュームの多い方、記者や小説家など出版関係に携わる方々。

 

色々な方々が、「文章を速く書くにはどうすればよいか」ですとか、「質が高くて読み手に刺さる文章を書くにはどうすればよいか」と考えていらっしゃるかと思います。

 

私もまったく同じです。とにかく速く、良質な、読み手に刺さる文章とは何か、どうすれば書くことができるようになるのか。と思いネットで情報収集していたらみつけたのがこちらの書籍です。

 

10倍速く書ける 超スピード文章術

10倍速く書ける 超スピード文章術

 

すぐ実践できるものが多く、思ったより良かったです。(少しあなどっていたかもです。)

 

それではどうぞ。

 

  

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本書を手に取る前の私の考え

10倍速く書くことができるようになると、アウトプットの時間を短くすることができる。

 

アウトプット(例えばブログ)にかける時間が短くなったら、その分だけ空いた時間で何をしようか。

 

個人ビジネスモデルを考えるのもいいし、インプットした知識から新たにフレームワークを考えたりするようなオリジナルな思考の時間にあてて、それをまたアウトプットできるようにするとか面白そうだな。

 

もしくは単純に、もっといっぱいインプットする時間に充ててもいいいし。そしてまたアウトプットできるネタを増やすことができるようになるじゃないか。

 

はたまた、家族計画や子育てについて思うことを整理したり、妻との会話の時間を増やすこともできるはずだ。

 

このように、時間に余裕を作りだすことができれば、アウトプットすること以外に、自分がやりたいことをできるようになる。

 

主体的に時間をコントロールできるようになれば、もっと楽しくなる。

 

アウトプットは好きだけど、もっと短時間でできんもんか。

 

どうしたら速くなるねん。さっさとできんもんか。

 

と、きつくキーボードを叩きながらGoogle検索をしたところで本書に出会いました。

 

目標は、3,000~3,500文字超の記事を30分~60分で安定して書くことができるようになりたいという考えです。(現状は、記事にもよりますが1時間~2時間かけてます。)

  

10倍速く書ける超スピード文章術の概要

本書の帯がね、 すごいんです(笑)

「1日300字」の遅筆家を

「5日で本1冊」の爆速ライターに変えた全技術

ビジネス書が本一冊でだいたい10万字程度と言われるのに、これだと何倍速になったのでしょうか。

「300字/1日 ⇒ 100,000文字/1日」って、300倍超ですよ!

 

これに気づけば冷静になりそうなものです。

 

冷静に概要を書きます。「何を書くか」という1点に徹底的にこだわった手法が記載されています。

 

「何を書くか」をムダなく決めること。これだけで10倍速くなる。

 

そのポイントとなるキーワードは以下です。もし、ピンとくるものがあれば、ぜひ読んでみて頂きたいと思います。

 

  • 書き方に迷っていないか
  • 目指すところは「わかりやすくて役に立つ文章」
  • 素材をたくさん集めておくことが最も大切
  • 長い文章でも、素材の組み合わせにすぎない
  • 表現にこだわりすぎない
  • 素材を活かすには、何のために書くのか
  • 何を伝えたいのか
  • 誰に向けて書くのか
  • どう感じてもらいたいのか
  • 誰向けかをしぼりきれない場合は身近な人を想像する
  • 絞り込んだ相手に響く、刺さる素材を選びだす
  • 素材を集める、生み出すためのコツ
  • 推敲のポイント
  • 文字数別(XXXX文字の記事、1冊の書籍、など)速く書く方法のポイント

 

個人的には、最後の文字数別の速く書く方法のポイントが、本書のまとめ的な位置づけで、書籍の構成として具体的なイメージで復習ができる構成になっていることに感服しました。

 

ちなみに、ここでいう、「素材」とは、誰かに向けて書くと決めた内容の一部となる情報のことです。

 

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実践すると決めたこと

決めました。私はもはや60分以内でコンスタントに1記事を仕上げます。

 

いやいや、いきなりできるようにはならないので、本書にヒントが書いてあった、以下の3点を実践します。

 

  1. 自分が書くと決めたブログ記事のタイトルと素材をevernoteに書く
  2. 書き手(自分)が何かに対して感想を書く視点を広げつつ深めるために雑感を毎日書き留める
  3. 素材を見ながら、どんな相手に刺さるかをイメージする

 

まずは1点目の、evernoteにブログ記事のタイトルと素材を書きためていくことですが、実は、書籍の中では、「メーラーの下書きを使う」と書いてました。

 

例えばGmailで、下書きのタイトルに書きたい内容を書いて、その素材を本文に箇条書き的に書きためていく方法です。

 

ただこの実践ポイントは、思いついたらスマホですぐに作業ができることです。個人的には、メーラーの下書きは、別目的ですでに利用中です。

 

なのでEvernoteに決めました。(実は、ブログのタイトルだけはGoogle Keepにメモしているのですが、素材を紐づけてメモできず、結局は、PCに向かってブログを書き出す時に中身も考えている状態に課題を感じていました。)

 

Evernoteなら内部リンクの機能を活用ができます。タイトル書いて、そのタイトルに紐づく素材をメモしてためておくことができるからです。詳しくはまた別途書きます。

 

次に2点目です。雑感を書き留めることは、それなりにはやっているのですが、「毎日」ほどはやっていません。

 

これ、本当に本気でやったらおもしろそうだなと思いました。なぜかというと、本書のこんな一節が気になったからです。

 

私は、当意即妙な「コメント力」がある人は、そういうことをやっているのではないかと思います。

文章にすることが決まっていなくても、普段から、意見や感想を保存しておくと、思わぬ時に「素材」として役立つ場面があるはずです。

 

なになに、「当意即妙」な「コメント力」ですか。欲しい欲しい!

特に偉い人々に気に入られるコメント力が欲しい!(笑)

 

で、”そういうこと”ってどんなことかというと、皆さんおそらくご存知の、糸井重里さん(ほぼ日刊イトイ新聞)は毎日の雑感を”ほぼ日手帳”に書いているらしいのです。

 

毎日、ほぼ日の「今日のダーリン」というエッセイを書く糸井重里さんですが、もともと有名なコピーライターさんです。そんな有名な書き手の方でも、毎日の雑感を書き留めるという素材集めに余念がないのです。

 

さらにダメ押しですが、そうした「雑感を書きとめる」、という素材集めを続けることの効果があるのです。引用します。

 

毎日のように雑感を書きとめ続けていれば、自分の雑感は溜まっていきます。

そして、自分がどんなことに興味があるのか、どんなことに感動するのかなど、物事に対する感性研ぎ澄まされていくのです。

 

これです。感性が研ぎ澄まされていくのです。結局、感性が磨かれていくと、今まで見えなかったものが見えるようになります。

 

怪しいクスリをやるわけではなくて。自分が今まで持っていなかった視点に気づくきっかけを得ることができるようになります。

 

そう言い切る理由として、twitterやNewspicksで、ニュースやブログ記事などに軽く感想を書くことを1年間ほど継続していますが、始めたころと今では感想を書く視点が広がり、twitterの字数制限にひっかかることも出てきているほどだからです。

 

最後に3つ目です。読み手を想像することは、もっとも苦手なことです。まずは意識から、ということで、少しでも時間を作ってやり始めます。

 

この3点を愚直に実践することで、3ヵ月後には、3,500文字のブログなら60分以内でコンスタントに書くことができるような気がします。(たぶん) 

 

もう少し掘り下げたいこと

速度はともかく、誰に向けて書くのか、誰にはどんな素材が刺さるのか、は別途訓練した方がよさそうに感じています。

 

本書以外の、マーケティング関連の書籍や、ブロガーさんの考え方を参考にしていきたいというように感じました。

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まとめ

今よりアウトプットのスピードを上げるには、「素材集め」をとことんする仕組みづくり、誰に向けて書くのか、何のために書くのか、を決める訓練をしよう! 

 

具体的な目安は、書籍の187ページ以降にある、実践編 ケース別速筆術、を読みながら自己評価していくと良いと思います。

 

 

それでは、この書評が皆さんのお役に立てれば何よりです。

 

 

※ 本記事は3500文字超で90分かかりました。 目標達成まではまだまだこれからです。

 

 

以上。

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