こんにちわ。茶道教授の資格(大日本茶道学会門下生です)を取得してまだ数年のERPパッケージシステム導入支援&BPRコンサルタントのafroriansymです。
茶道を学ぶことが、如何にビジネスシーンにおいて効果があるのかを書いてみます。
ぜひ、こちらの記事を読んで、ビジネスマンの方々が茶道に対して興味を持って頂ければ幸いです。
すでに茶道に興味をお持ちのビジネスマンの皆様は、さらに深い切り口で記事を記載しますので、更新をお待ち頂ければと存じます。
ビジネスマン視点で茶道が役立つポイント
茶道が日々の業務に対してどのように役立つのか、については自分なりに掘り下げていただきたい、というとこの記事の意味がありませんので、私個人の視点ですが日々の業務スキルアップという意味では主に以下の3点です。
1.コミュニケーション力アップ
2.論理的思考力アップ
3.語学力アップ
語学力については、外国人向け茶道教室を開くことを志している私だけに関することかもしれないのですが、日々の業務で外国人の方々と接する場合、コミュニケーションをはかるための雑談ネタとして役立つ可能性は大いにあります。
なぜ上記3点を挙げたかについては、以下のマインドマップの”スキルアップ”以下に紐づく枝の内容をご覧いただければと思います。
さらっと15分ほどで記載したため、このマインドマップだけ見てもピンとこない部分があるかと思います。何せ茶道を実際に体験された方でも、”論理的思考力”などについては、そうなのかな?と疑問に感じる部分があるかと思いますので。
なぜスキルアップに役立つのか?各ポイントについて補足
スキルアップに関して役立つポイントを掘り下げてみましょう。
コミュニケーションや語学力に関しては、枝の部分に書いてあるままの内容でだいたいイメージしやすいかと思いますので割愛します(見出しと矛盾してすみません)が、「論理的思考力」についてはこちらで掘り下げて補足してみたいと思います。
・ お手前の手順には意味が隠されている
⇒ お手前の動作の順番は、一度間違えると、戻ることが難しいです。
理由は、すべての動作が合理的につながっているよう設計されているためです。
一つ一つの動作自体の意味は明確に記述して残されているわけではないのですが
推測して自ら学ぶ、追求するにはうってつけの学問です。
この学問が、仕事上の作業プロセス一つ一つの意味を考え、
本当に必要なのかなどを分析するアクションにつながると考えています。
・ 基本のお手前から発展していく
⇒ 守・破・離、という言葉がありますが、茶道の世界はとにかく”守”です。
たとえ先生となっても、”守”の動作を続けていくわけですが、”守”の中には、
コアな中心部分の”守”があると考えます。
例えば、茶道に向かうための心構えと、「小習」(こならい)として最初に学ぶお手前の動作が基本ベースとなり、
台子やお盆など様々なお道具を使うお手前に発展していきます。
あなたの仕事のどの部分までを”守”と定義するかは別のお話しですが、
基本動作はどこまでもついてくるのではないでしょうか。
基本動作がどれだけ美しいか、仕事の上では効率的かつ効果が高いのか、
ということをポイントとしてとらえて学ぶことが大切かと思います。
・ 1つのフレームワークとして分析力を養うことが可能
⇒ このように、茶道を仕事に例えることで、ゼロベース思考で「そもそも」を
考える訓練と、必要な場合にどう利用していくのか。といった活用方法などを
検討する際のヒントになるのではと考えます。
具体的にどういうフレームワークを考えているかは、別途ブログ記事にします。
(少しカジュアルな記事にする予定です)
いろいろ書きましたが、本当にスキルアップに寄与するかは、私自身の経験もふまえて折に触れ記事にしていきたいと思います。
ビジネスシーンだけではない、茶道を学ぶ効果について
先に掲載したマインドマップ(茶道を学ぶビジネスマンが得る効果)の中に、”セルフブランディング”という枝を書いています。そちらで”希少性がある”→”情報発信の切り口となる”ということも書いておりますが、単純に以下のような効果があるかもしれません。
・ モテる(かも)
⇒ 茶道教室は世話焼きの女性が多いです。かわいがってもらえます。
ただし、きちんと与えられた愛に対して御礼という形は大切にしましょう。
地道に良好な関係を築くことで、年齢にかかわらず愛されるようになるはずです。
・ 家事のスピードが速くなる
⇒ 茶道のお稽古で、準備をする際の手順などは手分けして行いますが、そうした作業の繰り返しをスムーズにするにはどうしたらいいか意識しながらすることで、生活全般にかかわる作業の手際がよくなります。
興味を持たれた際の入り口についてご紹介
ここまでのお話で、少し茶道に興味を持っていただけたでしょうか?
よろしければ以下も手に取っていただければと思います。
参考書籍を1冊ご紹介します。私は大日本茶道学会(裏千家から分かれた)の教授でありますので、以下の書籍がわかりやすくて好きです。
単純に図解などが多いことが良いだけでなく、「準備の際の注意点」が詳細に記されていることがポイントです。
教授の資格を取って時間がたっていない私が書くのはおこがましいですが、自分が茶道を誰かに教える際に、どのように表現して、理解していただくことができるのか、などについても考えるヒントとなります(図解がメインなのですが、所作をわかりやすく表現することはやはり教授の力量となります)
ちなみに私の師匠は、相手によって教え方を変えていたといいます。
・ きつく言った方が食いついて頑張る人
・ あまり言いすぎず興味を引く伝え方をすれば勝手に学ぶ人
・ 丁寧に所作を伝える必要がある人
・ 雑談して緊張を和らげてあげた方が良い人(多くの茶道教室では先生は余計な話はしないと思うが、私の師匠は、茶道に関するお話からいつの間にかそれて、何気ないおしゃべりを多くする人でした)
ビジネスに役立つ視点(マネージャーやリーダーとして育成する立場の人)に関わる部分があるように感じますね。
さて、少しはみ出しましたが、
上記の書籍はなんとなく見て頂くだけなら手軽なものですが、もう一歩進みたい場合は、茶道教室でお稽古体験させてもらうとか、まずは美術館で目にしてみるとか、お寺などで一服いただくなどなどを、誰かとデートがてらにやってみるのも良いかもしれません。
まとめ
ビジネスシーンでのスキルアップなどに役立つだけでなく、生活面でも効果を発揮する茶道を学びたい、と思っていただけたら大変うれしく思います。
私自身、折に触れて茶道を学ぶことの効果を確認すれば記事などにしていきたいと思いますので、ご興味をお持ちの方は楽しみにして頂ければと存じます!
以上。
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