個人事業主の皆様、戦略と目的と理念&ビジョンに方針の違いをなんと答えますか?(なぜ「戦略」で差がつくのか。戦略思考でマーケティングは強くなる)

こんにちは。人生わくわく”プランニングコーチのアフロ(@afroriansym567)です。

 

マーケティングを強化学習週間ということで、Kindle Unlimited の無料本をベースにマーケティング関連書籍を読みまくっています。今回は”戦略”をマーケティングと絡めて 書いた良書を発見しましたのでご紹介します。

 

マーケティングは、ビジネスの全体をカバーするような内容であることにようやく気づき始めました。ビジネスをスタートさせ継続していくことにおいて、戦略というものは必須の概念です。マーケティングは戦略があればこそ活きるものだということが深く感じられます。

 

戦略というものを、明確に自分なりに説明できないという方は、ぜひ立ち寄って読んでみていただければと思います。それではどうぞ。

 

 

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戦略の定義と類似語の関係

戦略とは、自分の言葉で言うと何でしょうか?

 

この本の最初に著者から質問されているんでのですが私は明確に答えることができませんでした。”目的を達成するための考え方”というイメージでした。本書では、「戦略は目的を達成するための指針」であると定義されています。

 

 

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

 

 

 いくつか言葉の定義を引用します。

 

  • 戦略は方向性を指示したり、取捨選択して計画を作ったりする際の判断基準を示す働きを期待されている。ここに戦略と計画は大きな違いがある。
  • 戦略は、目的をどうやって達成するかを示すべきもので、目的そのものであるべきではない。戦略が具体的な行動計画を導くものであって計画そのものではないように、目的は戦略が達成を助けるものであって戦略そのものではない。
  • ヴィジョンや理念は、個人なり組織なりが求める究極的な達成や、存在理由を示すものである。説明を要さないほどに絶対的な善であることが多い。
  • 戦略が「方針」あるいはもっと具体性を強めて「指針」であるという考え方は、戦略がどう機能するかという側面をうまく捉えている。
  • 本書は、戦略は、目的を達成するためのなにがしかの方針・指針であると考える。

(引用:なぜ「戦略」で差がつくのかー戦略思考でマーケティングは強くなるー 音部大輔 著)

 

これら定義は単純に暗記してもよいぐらいかもしれません。自分なりに説明定義できるならそれでもかまわないですが、自分自身の経験とすり合わせてもしっくりきます。

 

戦略を実践するには資源の把握が大切

戦略を立てた後に実行する際、結局は人が入ります。人からなる組織や、人が作り出す製品やサービスといったものもすべてうまく活用して目的を達成していくということになります。

 

企業であれば、内的資源だけでなく外部資源も忘れずに考えることが大切です。外部リソースについてメディアや広告戦略を実現してくれる代理店などが含まれます。

 

また、内部外部共通して使う資源として”時間”があります。

 

この時間というものは資源というよりは制約として認識しておいた方が個人的には良いのではないかと考えます。特にマンパワー、人的資源には限りがあるため、時系列を踏まえ計画を立てる時には必要不可欠な要素だからです。

  

目的に立ち返る

さて、戦略をたてても実際にはうまくいかなかったりするかもしれません。

 

戦略自体がそもそもいけてないのかもしれません。

 

そんな時には、KPI やKGIが達成されなかった際に、PDCAさながら様々に考えながらアクションをすることは大切です。しかし、やはり「何のために」という目的に立ち返るということを忘れないようにすべきです。

 

そうしなければ戦略をさらにに詰めたり前に進み続けるモチベーションがわかないからです。

 

個人的には、戦略を考えること自体は好きですが戦略を実践するのは1人ではなく集団です。資源である人の集団が、戦略に納得感がなければ、うまく目標を達成することはできません。戦略が思い通りに実行されずに効率が悪いです。

 

そうなれば目的が達成されることは難しいです。共感できるような、実現可能性ある目的を定め目標KPIに落とし込んでいくことが大切です。

 

 

戦略は階層構造のため視点変われば目的目標に変化する

ここでいう”目的”はいわゆるKPIなどで表現される”目標”としても捉えていただければと思います。

 

例えば会社が売上を10%アップさせる という目標を立てました。経営戦略の KPI としての目標です。すると、会社内の事業部は売上10%アップのためにどんな 戦略を立てれば目標達成ができるのかと言ったことを組み立てます。ある事業部では売上アップに特化し、20%アップさせるにはどうしたらいいかなどといった戦略を考え目標に落とし込んでいく。さらにはその事業部内のチーム、個人ではどうすればよいかという具合です。

 

このように大きなグループの階層で戦略として建てた目標が、下の階層では目的としてとらえられその目的を達成するための戦略を考え目標としてKPI が定められるという流れです。

 

こうした目標設定の後のPDCAサイクルが重要になってきます。しかし、そもそも戦略をきちんと立てられていなければうまく目的や目標 KPIを立てて振り返ることが難しいです。

 

仮にうまくいったとしても原因が追究不十分になり再現性が弱くなるリスクがあります。

 

ここに戦略の存在意義があります。何を優先して何に集中すべきか。トラブルが起きた時はどうするのか。次に同じように成功させるために活用するノウハウはないのか。

 

効率的に資源を生かす手立てとして戦略を活用することができます。是非、戦略を意識して実践してみることをお勧めします。

 

戦略は、まずは何のために何をしたいのかを洗い出し、それを効率的に達成するためにどうしたらいいのかを考えることで形になります。

 

まずは 自分自身のやりたいことを洗い出してみてはいかがでしょうか?

 

コーチング相談をしていますので、以下の記事を読んでストーリーに共感いただければ是非ご連絡を下さい。 

note.mu

 

 

以上。

 

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