教育は大人になっても必要と思いますか?(幼稚園では遅すぎる、を読了して考えた)

こんにちは。人生わくわく”プランニングコーチのアフロ(@afroriansym567)です。

 

我が家には3人の男子(幼稚園年長、年少、ゼロ歳児)がいます。育児をしていて様々に考えることがあります。子ども達、特に幼児に関しては様々なことをあっという間に吸収してしまい自ら進んで学んでアウトプットしたりすることがあります。

 

私の長男は6歳になるのですが、ピアノや虫取り足し算引き算、さらには外国語の真似事まで朝にラジオを聴きながらやってしまいます。まさにマルチなアウトプットの発揮ぶりをしています。

 

これは単に親バカな視点で言っているのではありません。実際に、一週間で3曲ピアノの曲を弾けるようになりましたし、虫取りに関しては大人である私よりも虫網の使い方が上手くなっていることを感じます。さらには、足し算に関してもいわゆる朝活のように習慣化をした上で、小学校には行っていないのに百ます計算ドリルを20分ほどでできるようになっています。

 

こんなに自然に学ぶ子ども達には、どのように考えて接すればよいのでしょうか?あくまで親も自然体という名のノープランで接することでよいのでしょうか?個人的には、将来的に、子ども達の良いところが活きるために知恵を絞り出して考えることが親の役割の1つではないかと思います。

 

 

そんなことを考えていた時、ソニー創業者の井深大氏の書籍が家に転がっていたので手に取って読みました。 

幼稚園では遅すぎる 新装版 (サンマーク文庫 G- 108)

幼稚園では遅すぎる 新装版 (サンマーク文庫 G- 108)

 

  

子ども達の可能性を伸ばすたちにどうすればいいのかという問題意識を持って書籍を読んでみました。そもそも、ソニー創業者である井深大氏が、幼児開発協会理事長と言う 団体の肩書きを持っていたということは驚きです。

 

初版は2000年以前と、かなり昔の書籍ですが、今見ても通じることが記載されています。

 

まずは子供を育成するという視点で目から鱗だったポイントをいくつか挙げます。次にその中で大人が学ぶ際にも活かすことができると思われる内容を整理します。

 

 

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厳しくしつけるのは3歳まで 

子どもが言葉を話したり、素直に受け取るのではなくて自我が芽生えてくるのはおよそ3歳までです。逆に言えば、3歳までであれば叱られた内容は、やってはダメなことなのだ、と素直に受け取ることができる時期ということです。

 

最近では、叱らない育て方といった内容の書籍や情報がたくさん出てきています。一昔前といいますか、高度経済成長期や戦前の教育もそうなのかもしれないのですが、スパルタ教育や厳しく躾をするイメージ とは全く逆行した情報が多いです。

 

しかし、この書籍では3歳までならば素直に叱られた内容を受け取めて、これはやってはダメなことだと認識する時期だと書いています。

 

3歳以降は、そこまで叱ったり強い躾がなくてもできるよう、先に仕込んでしまえといい風にも取れます。

 

あまりに幼い時期に、そんなことできるのかな、といった考えもあるかと思います。

 

それでも、私は今三男が0歳ですので、ダメなものはダメであるとしっかりと伝えて実験してみようと考えています。これから歩くようになるタイミングですので、色々やってはいけないと躾ていくことが多いですので楽しみです。

 

 

興味をもたせる環境に工夫するこそ親の愛 

子どもと親とが積極的に接していなかった場合、子どもは不安感を覚え落ち着きがなく、相手の相手に思いやりを上げるようなことができない人に成長してしまうことがあります。

 

書籍の中でも色々な例が挙げられていますが、やはり親が子供と面と向かって言葉のわからないうちからしっかりコミュニケーションして言葉を語りかけることが重要です。

 

愛を持って遊んであげる。接する時間を十分に取る。そうしたことで、赤ちゃんでも早くから話し始めだしたり、非常に多くのことを吸収して素直に自ら好奇心をもって学ぶ姿勢を身につけたりという事例もあります。さらには、豊かに感情が育つであるなどの結果が出ます。

 

端的に言えば、親がどれだけ子どもに刺激を与えられる環境を作るのか。そのために工夫をして子どもと語り合いながら時間をとること。これが一番育児で大切なことなのではないかと感じました。

 

具体的に我が家でやりはじめたことがあります。

 

毎朝、そして夕方とも、ラジオで外国語の講座を流すことです。いわゆるNHKの基礎英語やスペイン語講座、ハングル講座、ドイツ語講座などを流しています。あとは、ニュースの音声やビジネス音声講座なども何度も流してみています。

 

これらの音声に、一歳未満の赤ちゃんが反応して、”あー”とか”うー”とか、具体的に反応して声を発することが多くなったように感じます。

 

きちんと名前を産めば振り返ります。まだ10ヶ月にもなっていない三男ですが、人見知りが始まりパターン認識が始まってすでに色々なことを見分けることができているという状況です。

 

これからどれだけ多くのことを吸収していくのか、そのスピードを観察して生きることが楽しみです。もちろん、単純な観察だけではなくて、三男が本当にどういう子に育ってほしいのか。そのためにはどうすればいいのか、といったことを考えられる親でありたいです。また、親としてどうあればより幸せになるのか。ということも継続して考えていきます。

 

大人もできる能力向上の学び

 育児を経験することは、企業内での人材育成にも応用できるのではないかと感じます。

 

赤ちゃんは、教えられて楽しいと思ったことはとにかく繰り返し繰り返し続けます 。そしていつのまにかそれが得意になっています。新しいやり方なども知らず知らずのうちに試すなどしています。

 

私が三男を見ていて驚いたことには、ルービックキューブを叩いて遊んでいたのかと思えば、色を揃えるという明確な意識はないかもしれませんが、キューブの端を角度を変えて回したりする行動を一週間とたたぬうちにできるようになっていました。

 

大人にケースついて考えてみますと、何か好奇心が高まって、好きなことが出来たり与えられたもので得意になっていくと、その特定の領域を自然と掘り下げるます。ついには、自然と周りのことも できるようになっていく。そうしたケースがありませんでしょうか?

 

私自身の例ですと、システム導入のコンサルティングをしていた際に、勤怠管理のシステムの中の残業時間の計算の設定ロジックから得意分野の学びが始まりました。

 

色々な就業規則に合わせた時間数の計算方法、手当に関する時間数計算ですとか遅刻や早退をどのように判断するのかといった条件式を作っていくプログラムを、お客様と考えながら練り込んでいく作業を行いました。そのうちに、計算ロジック以外の様々な就業規則自体にも興味が及びました。

 

ついには、残業時間数などだけではなくて、そもそも勤怠管理としてはどういった形をとれば従業員のパフォーマンスがよりアップできるのかと言ったことに興味が出てきました。

 

最終的には、組織開発・人材開発という視点で、自分の代わりができるメンバーを短期間で作って行くにはどうすればいいのか。そうした人材教育のパッケージ化ができないのか。といったことを考えるようになり、自然とメンバーからリーダーへ、そしてマネージャークラスにまでキャリアアップをして行くことになりました。

 

これは一つの例ではありますが、大人も学び続けることで役割が変わっていきます。

 

役割が変わる変わらないにしろ、学び続ける中で能力を最大限に発揮することで、楽しめる環境づくりを大人も志すべきではないでしょうか。

 

自分自身だけではできないという方は、そうした方向を向いた仲間がいる環境に飛び込んでいくことや、誰かしらメンターを頼ることも効果的かと思います。

 

もし、以下のプロフィールに共感を覚えましたら是非ご相談いただければと思います。

 

note.mu

 

 

 

以上。

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