こんにちは。人生100年時代プランニングコーチのafroriansymです。歯医者いったら意外と麻酔うたれてびっくりしました。久々に歯に詰め物入れるパターンです。
人生長いので歯は大切にしないと、、、っという話ではありません。
普段、なんかよくわかんないけどつまらないなーって思ってる人や、もっと集中力を能動的に高めたい人に向けて書きます。書評です。お気軽にどうぞ。
なぜ没頭力について知りたいと思ったのか
戦略コンサルタントのShinさん(@Speedque01)が、オンラインサロン上でお勧めされていました。生産性を最大限に高めるための具体的な仕事術に加えて、マインド面の強化、自分の集中力を高めたいと考えていた自分にぴったりの情報があるのではと感じて購入しました。(通勤途中にある書店にはぱっと見で無かったのでAmazonぽちりました)
ちなみにShinさんご自身のブログでも記事にされています。
Shinさんは、 ”生産性の向上”という文脈上に”没頭力”がはかどるのだ!ということで書いていらっしゃいますが、私の場合は、長い人生において、1.没頭できるものをいくつも見つけること。さらには2.没頭の質をあげること。
この2点が仕事の生産性だけでなく、人生を豊かにすることにつながると確信して本書の紹介をします。
そもそも没頭とは何なのか。何かに没頭しているときは、つまらなさなどは当然感じていません。もちろん大きな不安も感じていません。逆に言えば没頭している時は幸せな状態といえるかもしれません。実際に、ポジティブ心理学(マーティン・セリグマン)では、没頭は幸福を感じるための1要素だと定義されています。
幸福、っていうと、あなたは何に幸せを感じますか?的な掘り下げにくい話になるので、書籍から抜粋します。
~そこで予防医学の目標、言い換えれば予防医学的な「幸せ」は、「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」と定義されているそうです。
これ、僕は目の前に鮮やかな風景が一気に開けた気がしました。
何より具体的でいい。「幸せ」っていうとなんだか話がややこしくなってくるけど、「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」を人生の目的にしましょうと言われたら、そのために具体的に何をすればいいか、見えてくるような気がしませんか?そして、全ての人にこの可能性は開けていると思うんですよ。
そして、これって「人生を上機嫌で過ごす」ことと同じだな、と。~
これを見れば、没頭って、確かに幸せな状態になるための1つの要素だとよくわかります。具体的に没頭力をつけたいと考える気になりますね。
どうすれば没頭できるのか
フロー状態という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。スポーツの世界などでは極限まで集中力が高まっている状態を”ゾーンに入る”という言葉でも表現することもありますね。
そう、「没頭」は、いわばそのゾーンやフロー状態になることです。その状態へ自分を持っていくための手段が具体的に書いています。
ここで、石川善樹さんが教えてくれた没頭(フロー)に入る条件を紹介しましょう。
①まずはストレスをかける(交感神経を働かせる)
②次に一気にリラックス(副交感神経を働かせる)
③目の前のやるべき行為に集中する
これを端的に表現すると、①不安→②開き直り→③没頭(フロー)という3ステップで没頭に入ることができるのです。
はい、ここでポイントなのは、スタートが”不安”であることです。今、何かに不安を感じている。うまくいかないストレスを抱えている。なんとかしたいけどやる気が無いなどでもかまいませんが、ストレスを抱えていることがあればしめたものです。
開き直るというスイッチを入れて、あとは具体的な行為をやり続けるだけです。
例をあげてみましょう。
1つめは、私自身の仕事に対する向き合い方についてです。
①不安: このプロジェクトが失敗すると、自分の評価だけでなく、会社の評価を落としてしまう。さらにはクライアントのシステムへの投資をすべてムダにしてしまう。しかし自分が一人でメイン担当としてクライアントと向き合うことになった。経験も浅いのに大丈夫だろうか
②開き直り: どうせ失敗したらもう後がないのだから、思い切ってやってみよう。というか、失敗したら一番大切な家族に満足できる暮らしをさせてあげられない。自分自身が大切な仲間たちと楽しく過ごすこともできない。そもそも自分の無力感が続くのなんて地獄だ。生きていられない。そんなのいやだ。このままではいたくない。
③没頭: 開き直ったら、自然と今やるべきことは何かを考えて、大目標を達成するための中目標、小目標を作り、ToDoに落とし込むところまでやっていきます。手が動きます。
不安を感じたままなんていやだ!といっても、本当に死ぬくらい嫌だ、とか思わない限りはなかなか②開き直り→③没頭へ向かうことが難しいように感じます。なので、何があなたの人生で大切なのか。いまこの瞬間で大切なことは何なのか、未来に向かって大切なことは何かを考えることから、②開き直りのスイッチを入れることができるようになるのではないでしょうか。
2つめの例として、歌手のUAさんについてとある方から聞いたことです。
昔、私が学生のころ、とあるアルバイトをしていたのですが、そこで、UAとアルバイトをしていたという不思議系お姉さんと出会いました。その人は少しスピリチュアルな感性が高いのか、相手の考えていることがうっすらわかるのだそうです。
真偽はともかく、その不思議系お姉さんがいうに、「UAさんは、口でも心の中でも、”このままじゃいけない”っていうことをものすごく強く持っていた」んですって。
これはいわゆる①不安を感じていたことにあたるのではないでしょうか。UAさんがどう②開き直っていたかはわかりませんが、何かしらスイッチを入れて、③没頭していたことは間違いありません。
大阪の新地にあるジャズクラブでアルバイトをして、歌い始めて、スカウトされて、もうやるしかないでどんどんライブして、レコーディングして、結果を出していらっしゃいますからね。(以下、ディスコグラフィーです。やはりリアルタイムで聴いていた初期の曲やAJICOでベンジーと組んでた印象も強いですが、ドレミのテレビも良いです。最近あまり見てなかったので、キャッチアップしたい。)
何を具体的に実践するのか
今までの人生で、自分を追い込むことはある程度感覚的に可能です。先に書いたように、①不安からの②開き直りスイッチを入れることができればよいのです。本書を読んで特に私が強く実践していきたいことは、”自分ルールの追求”です。
~言い換えれば、ゴールやルールを明確に決めないと喜びも悲しみも生まれないということ。だから、自分にとってゴールやルールがはっきりとしない状況に置かれた場合、自分でそれらを見つけることってすごく重要だと思います。
<ルールを決めないと楽しめない>。そうなんですよ。
だから「没頭するためには、自分なりのルールを決める」というのは、大切なテクニックのひとつ。没頭のためには、「自分ルール」をつくるべきなんです。
サッカーや野球、それにオリンピック競技など、自分自身がプレーしているわけでもないのに皆で集中して、没頭して、喜怒哀楽を表現しますよね。
自分がアツくなれる、没頭できるルールを作ればいいんです。まずはそこにとことん力を入れます。「結果が得られるまでのスパンを短くする」「自分のスキルより4%難しいことに挑戦する」という没頭しやすくなる条件づくりの手段もありますが、これは追々深く意識して試していきます。
(そもそもなぜ4%なのかはいまいちわかってませんので気になってます)
とりあえずは、目指せロック・リー(NARUTO)でしょうか。
※引用:NARUTO 巻ノ六 p.113
いつでもどこでも自分ルールで修行してたら、マインドフルネスじゃないですけど、それをやること自体が目的になるくらい夢中になります。没頭力の極みで、すごいパフォーマンスを発揮できそうです。
まとめ
没頭しやすくなる条件は、「自分なりのルールを決める」「結果が得られるまでのスパンを短くする」「自分のスキルより4%難しいことに挑戦する」という3つのポイントがあります。
没頭に入るためのステップは、①不安→②開き直り→③没頭(フロー)という3ステップです。
何かに没頭するには、今、感じている不安を洗い出してみるとよいのではないでしょうか。
ビジネスマンの方は、仕事が楽しくないこと、将来への不安を感じられている方も多いと思います。よろしければ以下の記事もどうぞ。何かのヒントになればと思います。
www.afroriansym100life-shift.net
以上。
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