人生100年時代わくわくワークアズライフ

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企業内の人材育成と、学校教育との共通課題は「自ら考え、行動する人を育てること」

こんにちは。ERPパッケージシステム導入コンサルタントのafroriansymです。今回は、半分書評、半分雑記です。

 

最近、コーチングを自己学習中です。チームメンバーに、現在の業務についてどこまで興味を深めて、パフォーマンスを上げるコミットをしてもらえるか、日夜考えておりますしかしこれが成果があがっているかというと微妙な感じです。

 

この人口減少の時代、企業としては従業員を”採用”することと”定着”が難しく、これから人材の流動性も上がるため(転職が当たり前の時代になっていくと思われるため)、人材育成には非常に苦労させられるのではないでしょうか。(高度経済成長期のように、最初に就職した企業に退職するまで残る人が大多数、という社会ではなくなるため。満足に部下の育成をすることが難しい環境になる。)

 

この危機感を胸に、まずは自分からと思い、いろいろと情報収集しながら、メンバー育成を実践してみているものの、難しさを感じているわけです。しかし、最近ブックオフで見つけた書籍が非常にわかりやすく、具体的なアクションをイメージできるものでした。

 

有田和正先生の、「教え上手」です。

 

教え上手

教え上手

 

 

 

それでは、内容を書いていきます。

 

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教え上手は「自ら興味を持ち、調べる人を育てる」

著者の有田和正先生は小学校の先生です。生徒を「追究の鬼」に育てることを信条とした教育を実践してきたバリバリの現場主義者です。著書は170冊以上出しているということも、実際の教育の傍らで、内容を掘り下げた授業を実践してきたことの現れだと感じます。

 

今、ビジネスパーソンとして即戦力となる人材を育てるためには、この「追究の鬼」のように、自ら問題意識を持って、課題を発見し、課題解決して、目標達成へ動くことのできる人材です。さらにいえば、周囲と協力して成果をより大きくスケールできる人であればなおさら求められると感じます。

 

では、こうした「人を育てることができる人」を「学校の教師」になぞらえると、教えすぎないことが大切なようです。

 

1から10まで教えても、人はいきなり10できるようになるわけではありません。単純に教える、業務プロセスを伝達することも大切ですが、「なぜその作業をするのか、なぜこの目標なのか、なぜ計画ではここまでこの時期までに実施している必要があるのか」、などを相手に考えてもらうよう実践することがもっと大事である。これこそビジネスパーソンとして教える側の人が習得すべき内容と感じました。

 

 

教え上手の具体的な技術

教師と生徒(小学生)という関係において、具体的な技術が本書にはたくさん出てきます。書籍内の表現とはあえて異なる形で記載しますが、以下の5つのポイントが個人的には深く心に残りました。

 

1.7割はわかったが、3割はわからないままで終わる(後で生徒が興味を持って調べる程度は残しておく)

 

2.注意を惹く、集中力を高めるためにあえて間違えることもある(生徒に突っ込ませることができればこちらのもの)

 

3.アウトプットさせるための工夫をする(生徒を乗せ続ける。継続して経験を積ませる仕組みづくりをする。)

 

4.ベンチマークとなる生徒を探し、授業毎にターゲットとして活躍してもらうという考え方(色々な意味で目立つ生徒が良い)

 

5.現場へ赴く泥臭い調査も忘れずに実践すること(現地へ訪問して、見る、聞く、触る、難しければ電話して聞く、という手段も大切)

 

企業内の集団研修で、あえて教えきらないようにする。課題を残して次回までに調べるよう誘導し、次回を迎えてさらにまた次は何を調べるか、結果どうなるか考えて次に臨んでいく。そういうプロセスを踏むと面白いのではと感じます。

 

 

個人的な課題と実践すること(スモールステップ) 

私の課題は、業務について教えすぎるきらいがあります。ある意味丁寧すぎる部分があるため、意欲の無い人には鬱陶しいぐらいに感じるかもしれません。

 

業務上で、チェックリストなどを作成してもらい、チェック作業を実施してもらう中で、あえて、私が作業ミスをして、チェックを依頼するなど、工夫を重ねたいと思います。

 

何より、こまめにコミュニケーションをとることを大切にしたいです。1on1での面談を週に1回はとりながら、相手の状況を聞いて、追究を一人でできるような人材へ向かうよう一緒に考えていきたいと強く感じました。

 

 

まとめ

教えて、独り立ちができるようになることはうれしいことです。さらには、自分自身のノウハウより濃いものを仕事の中で得て、さらに後進へ教えることができる人がたくさん育っていくことほど喜ばしいことはありません。

 

最終的には、自分を超えて欲しい。 師を超える弟子がいくつも出るような、教えるプロになることができれば、社会に貢献できると感じるのではないでしょうか。そんな風に思いワクワクしながら、明日以降、頑張っていきたいと思います。

 

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教育系の書籍をもっと読みながら、 人材育成をビジネス視点、組織論の視点から書いた書籍も読みたいと思い、Amazonで色々探しています。お勧めがあればご教示ください。

 

 

以上。