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茶道で学びを深めるコンサルタントの仕事術

こんにちは。ERPパッケージシステム導入コンサルタントのafroriansymです。茶道教授の資格を取得して少し、まだまだ初学者同様にお稽古に励みます。

 

今回は、単純に茶道に興味をお持ちの方、特に仕事でコンサルタントをされている方々で茶道に興味をお持ちの方、もしくは、広くビジネスパーソン向けに、茶道に興味を持って頂きたく書いてみたいと思います。

 

 

 

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茶道とコンサルタントの仕事で親和性がある3つのポイント

コンサルタントの仕事は、短期間で多くのインプットを行い、成果物を出してお客様へ価値ある提案をしたり、実際に提案内容を遂行支援したりするものだと思います。

この”インプット”という部分と、”お客様への価値あるアウトプット”を掘り下げると、コンサルタント業務は、茶道のお稽古で身につくポイントに非常に近しいものがあると感じます。それが以下の3点です。


1. 貪欲に学ぶ姿勢
  (茶道は他人の稽古を観察することから学ぶ部分も大きい)


2. 謙虚さ
  (指導や未熟さを素直に受け入れる心)

3. おもてなしのために最大限力を発揮する
  (お茶会での気配り心配り、クライアントへのヴァリュー最大化のための活動)



まず、1.貪欲に学ぶ姿勢 ですが、茶道を体験したことのない方には、あまりイメージがわかないかもしれませんが、本当に茶道が好きで学ぶ人は、自分の稽古以外の時間でも、自分の席に座りながら、誰かのお手前を見ながら、体を動かして、動作を反復練習します。

どのように動くときれいに見えるのか、どのような所作が美しいといわれるのか、さまざまな人のお手前を観察しながら、自分がお手前をする際に活かすことができるよう検討します。

お稽古場にいるときに、いかにも集中して学んでいる人を何人も知っています。私も影響を受けて、自分が見ているときに、自然と反復動作をして”部分げいこ”をやっています。(柄杓の上げ下げの動作や、袱紗をたたむ動作などは自分が通しでお手前を稽古するだけでなく、一回のお稽古で何度も練習ができるのです。)

コンサルタントは、短期間で、如何に集中して、多くの情報の中から、価値ある情報をつかみ取り良質なインプットをした上で、提案(アウトプット)を出す。茶道のお稽古はまさにこの営みのとおりだと感じています。



次に、2.謙虚さ です。これは特に茶道に限った話ではなく、習い事全般に共通しているかもしれませんが、何事も上達する、ある程度の力をつけるためには、素直に学ぶ謙虚さが重要です。

お稽古場にいて感じるのですが、謙虚かつ貪欲に学ぶ姿勢をもつ人ほど、上達が早いです。仕事において、自分自身の視点を持つことも大切ではあるのですが、先生の視点をはじめ、周囲の視点を学び、十分吸収しながら、自分自身の視点を豊かにしていくことが、上達の早道のように感じます。

コンサルタントという職業についている方は、鼻っ柱の強い方が多いように感じます(自分もその1人ではありますが)が、わからないことをわからないと素直に言って先輩やお客様に聞いて学ぶことができる人ほど、価値あるアウトプットを出すことができているように思われます。

私自身、誰にも教わることなく一人で抱え込んで仕事をしていた時は、先輩のアドバイスを無下にしてトラブルを起こすなど、お客様から認められることはあまりありませんでした。

自分の至らなさを認識して、わからないことはきちんと明確にしたうえで、どう問題解決し、どう課題を解決すべきかを色々な立場の人と一緒に考えていきながら謙虚に学ぶことで、お客様や同僚先輩から認められるようになっていきました。

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最後は、3.おもてなしのために最大限力を発揮する です。これは「お茶会」を開催する際に学ぶことですが、お客様をおよびして、一服の御抹茶を召し上がっていただく。その「お茶会」に参加してくださった方がいかに気持ちよくなって頂けるかを考えて準備に臨みます。

お客様に喜んで頂くことは、コンサルタントとしてだけでなく、どんな仕事でもやりがいのある要素だと思います。いえ、コンサルタントだからこそ、単純に喜んでいただく以上の成果をお客様にあげていただくために力を発揮したいと思い行動することが望ましいのではないでしょうか。

このように、茶道のお稽古を通して、コンサルタントの仕事のマインドだけでなく、アクションについても深めることのできる部分があると感じています。

 

茶道で心を学び、コンサルタントの実務で活かす(ポイントは3点)

それでは、コンサルタントの仕事において、茶道のお稽古をベースとした具体的なアクションはどのようなものがあるのか、書いて見たいと思います。

 

茶道のおもてなしの心を実践する(誰かに一服の茶を飲んでもらい喜んでもらうことを仕事で例えると・・・)

コンサルタントは、お客様である個人や企業様に、喜んでいただくために、どのようなアクションをすれば良いのかを考える姿勢を持つことが大切です。

でもそれは、お客様に対してだけではなく、周囲の一緒に働く同僚や先輩に対しても同じです。”外向き思考”という言葉がありますが、誰かの役に立つためには具体的に、”誰か”のニーズ(相手が何を求めているのか)を知って、それについて助けてあげること、貢献すること、で、茶道のおもてなしの心を実践することと同じ意味になるのではないでしょうか。

相手のニーズによって、今このタイミングで、同業他社の中期経営計画のデータが欲しかったり、効率的に優秀な人材を採用するためのプランはどんな手段で可能なのかを知りたい相手には低コストで求職者と接することのできるプラットフォームを紹介するなど、相手によってアクション内容は様々です。

より身近な人で考えるとわかりやすいかもしれません。家族や恋人などに対して、どんな行為をすれば最も喜んでもらえるのか。これを突き詰めるための練習が、茶道を学ぶことでできますし、本業の仕事にも活かすことが可能になります。

以下の2点のアクションを大切にしたいと思います。

・ きちんとニーズを把握するために相手が求めていることを聞く
・ 仮説と検証のプロセスを繰り返す

 

茶道の謙虚な姿勢で仕事に臨む(人のお手前を”見る”こともお稽古であるが、仕事では・・・)

 

茶道のお稽古で謙虚になることを身に着けることと同様に、いつまでたってもコンサルタントは謙虚な気持ちを忘れないようにして、お客様と向き合うことで、成長し続けることができるのではと感じます。

そういう意味では、自分と同列のコンサルタントや、より経験のあるコンサルタント、さらには初心者マークのついたコンサルタントからも、何かを学ぶことができる姿勢であることが、成長し続ける可能性を持ち続けることができるポイントだと考えます。

とある企業の社長様でも、「○○ってどういう意味?」と率直に質問してこられます。私のような若輩コンサルタントに対しても、です。そういうマインドでありたいと思います。

 

 

茶道の作法が礼に通ずる(仕事での作法とは・・・)

作法という点は最もイメージしやすいのではないでしょうか。茶道を学ぶことで、ビジネスパーソンとしての礼儀を身に着け、気配り心配りをすることが自然にできるようになる効果があると思います。


特に、目上の人やクライアントに対して、挨拶をはじめ季節ごとの挨拶や接待時のマナーに気を配る、相手の好みをリサーチした上でお土産をお持ちする、などなど、気持ちよく仕事を一緒にするための行為があげられます。

日ごろお世話になっている上司や同僚への御礼も大切なのではないでしょうか。

 

まとめ 

ビジネスパーソンの皆様(なかでもコンサルタントの皆様)は、以下の2点を茶道で養い、日々の業務に活かすことができるかと存じます。

 

1. マインドセット(謙虚さ、貪欲に学ぶ姿勢)

2. 外向き思考(気配り心配り、礼儀作法や季節のあいさつなどの常識的な部分への取組)


是非、ご興味を持たれた方は、体験ででも茶道学習してみていただければと考えております。

 

 

大日本茶道学会の門下生として、以下の、田中仙樵全集は読破したいと強く想っております。

 

三徳庵田中仙樵全集〈第2巻〉 (1977年)

三徳庵田中仙樵全集〈第2巻〉 (1977年)

 

 

 

 

以上。